血管を強くするルチンが血圧を下げる「そば」

ルチンの作用が血圧を下げる

そばは、そうめんやうどんと並んで、私たち日本人にとって大変親しみ深いめん類ですが、健康食品としてもっとも優れているのは、なんといってもそばです。高血圧や糖尿病などの生活習慣病を改善する食品のひとつとして、そばは欠かすことのできない物といっても過言ではありません。
その理由としてあげられるのが、そばに含まれるルチンという成分。ルチンは植物中に含まれる褐色色素で、ファイトケミカルとしても注目されるポリフェノールの一種。動脈硬化によってもろくなった血管を強くし、弾力性を取り戻す効果があることに加え、抗酸化作用によってコレステロールを減少させる働きもあります。
また、ルチンには高血圧を促進する酵素の働きを抑える効果も認められており、血圧の上昇を効果的に防いでくれます。

「そばたんばく」や食物繊維も

そばには、ルチン以外にも高血圧予防に効果を発揮する成分がいくつか含まれています。そのひとつが、豊富に含まれる水溶性食物繊維。水溶性食物繊維はコレステロールの排泄を促す栄養素で、動脈硬化の改善に大変役立ちます。
また、そばに含まれる「そばたんばく」には、体脂肪の蓄積を抑える働きがあることも明らかにされており、動脈硬化をもたらす脂質異常症の予防に有効です。

そばの芽にはさらなる薬効も

最近では、スプラウトと呼ばれる新芽野菜が健康食品として注目を浴びています。新芽野菜は、カイワレダイコンのような発芽したての双葉で、発芽後の若いエネルギーに満ちているため成長後の野菜よりも健康効果が高いといわれています。
代表的な物では、がん予防の効果が期待されているブロッコリースプラウトがありますが、そばスプラウトもよく出回る物のひとつ。そばスプラウトには、そば粉の3倍、めんの7倍にもおよぶルチンが含まれているといわれています。

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